脂性肌(オイリー肌)の原因と効果的なスキンケア|化粧品のDHC
脂性肌向けのスキンケアをご案内します。普段のお手入れを見直せば、脂性肌と上手につきあえるはずです。
脂性肌,オイリー肌,スキンケア,お手入れ,ポアナ
「脂性肌」とは、皮脂の分泌量が多く、脂っぽさを感じる肌のことです。肌のべたつきやメーク崩れにお悩みの方もいることでしょう。
“厄介者”のイメージがつきまとう「皮脂」ですが、実は健康な肌のためには欠かせません。外部の刺激から肌を守り、肌表面から水分が奪われるのを防いでうるおいを保ってくれる頼もしい存在なのです。その一方で、様々な原因で肌のモイスチュアバランスが乱れ皮脂分泌が過剰になると、ニキビや毛穴目立ちの原因にも繋がってしまいます。その複雑さも手伝って、化粧品選びやスキンケアに迷う方もいるかもしれません。
この記事では、脂性肌向けのスキンケアをご案内します。普段のお手入れを見直せば、脂性肌と上手につきあえるはずです。
脂性肌(オイリー肌)とは?
脂性肌は、皮脂分泌が盛んな肌質のことです。比較的毛穴が大きく、キメの粗さが目立つことも。ニキビができやすく、きれいにメイクをしても皮脂が浮いて化粧くずれを起こしやすい傾向があります。
肌全体が脂っぽくなる脂性肌に対し、脂っぽい部分と乾燥している部分が混在するのが混合肌。混合肌の場合、皮脂分泌量の多いTゾーンは皮脂が出やすいものの、皮脂分泌量の少ない目元や口元は乾燥します。
このページでは、脂性肌について以下2点の項目を掲載しています。
・脂性肌になる原因
・脂性肌の効果的なスキンケア方法
順番にご説明いたします。
脂性肌(オイリー肌)になる原因
ここでは、脂性肌の原因になってしまう、好ましくないスキンケア方法や生活習慣を確認します。
1)洗顔方法が間違っている
2)化粧水の塗布量が足りない
3)乳液などの保湿アイテムを使わない
4)生活習慣の乱れ
上記の4点を順番に解説します。
洗顔方法が間違っている
毎日の洗顔が、脂性肌のお悩みを加速させているかもしれません。DHCの美容相談室で実際にお客様にお伺いしたエピソードをいくつかご紹介します。
意外に多いのが「朝の洗顔をしない」方。寝ている間も皮脂は分泌されますから朝はしっかりと洗顔しましょう。皮脂を取り去った清潔な肌にスキンケアやメークを重ねるのがよいですね。
そのほか、皮脂が気になるあまり「1日に何度も洗顔する(2度洗いする)」、「毛穴が気になる部位(鼻など)をゴシゴシこする」方も。「すすぎに40度以上のお湯を使う」というお声も。このような洗顔で皮脂を取りすぎるとかえって皮脂分泌が過剰になり、脂性肌のお悩みが深くなりかねません。
化粧水の塗布量が足りない
脂性肌の方は、油分が多く水分は適量または多い傾向があります。健やかな肌を保つ鍵は「モイスチュアバランス」。モイスチュアバランスを整えるためには、皮脂量につり合う量の水分を化粧水で与えることが必要です。化粧水の塗布量が十分でないと、脂性肌の負の側面が加速してしまいます。水分を適切に保持するために、十分な量を朝晩のお手入れに取り入れましょう。
乳液などの保湿アイテムを使わない
肌のべたつくのを嫌って、保湿アイテムに抵抗がある方も多いはず。しかし、脂性肌のスキンケアにもクリームや乳液は必要です。クリームや乳液で肌表面に蓋をすることで、先に与えた水分が肌に閉じ込められ、モイスチュアバランスが整うのです。
脂性肌の場合、とくに脂っぽくテカリがちな部分には控えめに塗布するのがポイント。必要以上に塗り重ねると、スキンケアの油分がニキビなどの原因になることもあります。
生活習慣の乱れ
間違ったスキンケアで加速しかねない脂性肌のお悩み。実はスキンケアに気を配るだけでは十分な対策とはいえません。規則正しい生活を心がけて日ごろからバランスを整える意識を持つことが重要です。
糖質や脂質のとりすぎは皮脂分泌の原因になり、お悩みが深くなってしまうことも。
睡眠不足もお肌の大敵。夜更かしや朝寝坊でリズムが崩れると、肌トラブルを招きやすいのです。
脂性肌(オイリー肌)の効果的なスキンケア方法
ここでは、脂性肌(オイリー肌)でお悩みの方にお試しいただきたいスキンケア方法をご紹介します。
1) 肌にあったスキンケア品を選ぶ
2) 正しい洗顔方法を覚える
3) 化粧水をたっぷり使い、保湿アイテムも取り入れる
4) バランスの良い食事を心がける
上記の4点を順番に解説します。
肌にあったスキンケア品を選ぶ
クレンジングや洗顔料は、肌に負担をかけずに皮脂を取りのぞくすっきりタイプが◎。ミルクやクリームタイプよりも、洗浄力が高いオイルタイプとの相性がよいでしょう。メークをしなかった日はクレンジングは不要ですが、日中の汚れや皮脂は洗顔料でしっかり落としましょう。
化粧水は、適度にうるおいを与えつつ、収れん効果があるタイプを。乳液などは、保湿はしながらも油分量は控えめなタイプを選んでください。脂性肌には、一般的に油分量が多いクリームよりも乳液がおすすめ。適切なケアで、皮脂の酸化や炎症を起こさないように心がけましょう。
正しい洗顔方法を覚える
基本的に朝晩2回の洗顔を推奨します。洗顔料はピンポン玉2個分くらいをイメージして、しっかりと泡立てましょう。泡に弾力がないと摩擦が生じて肌に負担をかけてしまいます。
顔に泡をのせたら、30秒?1分くらいかけて泡を転がすように洗います。特に皮脂が出やすいTゾーンから洗い始めましょう。顔全体を洗い終えたらぬるま湯で十分にすすぎ、清潔なタオルで水分を吸い取ります。ぬるま湯は32℃?34℃が目安。お湯が熱すぎると必要なうるおいを奪ってしまいます。
クレンジング剤は肌を擦らないようにたっぷりと使いましょう。軽く指を滑らせるようにやさしくマッサージします。オイルタイプのクレンジングの場合は20?30秒が目安です。
化粧水をたっぷり使い、保湿アイテムも取り入れる
化粧水を手で塗布する場合は、100円玉位の量を手のひらに出し、両手のひらで顔全体にまんべんなく塗布してなじませます。この工程を4?5回繰り返し、しっかりと水分を与えます。肌表面の水滴(ビシャビシャな状態)がなじむよう、最後に顔を包み込んでハンドプレスを。
コットンを使う場合は、コットンの裏までしみる程度にたっぷりと化粧水を含ませ、顔全体を優しくパッティングします。コットンが乾いてきたら化粧水を付け足し、この手順を3回程繰り返しましょう。最後に顔を包み込んでハンドプレスを。
乳液は、皮脂量の少ない目元や口元から塗布するのがコツ。手に残った少量をTゾーンに塗布するとベタつきが気になりません。一般的な適量は1円?10円玉大サイズですが、使用商品の適量をご確認ください。
バランスの良い食事を心がける
肌質の改善には、食事と睡眠も効果的なアプローチです。食事に積極的に取り入れたい栄養素は、皮脂分泌を抑えてくれるビタミンB2、ビタミンB6など。豚肉やピスタチオ、うなぎなどに豊富に含まれます。食事で補うことが難しいと感じたら、サプリメントを活用してもよいですね。
脂っぽい食事や甘いデザートは控えめを心がけましょう。せっかくのスキンケアを最大限に活かして肌トラブルを回避するためにも、毎日6時間以上の睡眠をとりましょう。
脂性肌(オイリー肌)に効果的なアイテム
皮脂量が多く、顔全体がベタつきやすい脂性肌には「DHCポアナシリーズ」がおすすめ。至近距離でも自信の持てる、美しくなめらかな肌へ導くスキンケアシリーズです。
毛穴の奥の頑固な角栓までアプローチする「クレンジングオイル」「洗顔料」、肌を引き締めてキメを整える「化粧水」「ミルク」が、悩み多き脂性肌に寄り添います。
肌の刺激に配慮した処方で、毎日使えるおだやかな使用感です。
DHCポアナクレンジングオイル
※2025年2月現在
『DHCポアナクレンジングオイル』は、ウォータープルーフなどのハードなメークや、
毛穴の奥に詰まった頑固な角栓にまでアプローチするクレンジングオイル。皮脂や毛穴のお悩みを抱えがちな脂性肌におすすめです。
角栓を溶かすはたらきをもつ角栓クリア成分としてローヤルゼリー酸※1、アミノ酸系オイル※2を配合し、皮脂の詰まり、古い角質をすっきりオフ!
また、乾燥などの外的ダメージから肌を守る保湿成分としてビオフラボノイド、ブロッコリーエキス、アロエベラ葉エキスを配合しました。角栓の詰まりを徹底ケアして、美しい素肌へ導きます。
※1 10−ヒドロキシデカン酸/洗浄成分
※2 ラウロイルサルコシンイソプロピル/洗浄成分
DHCポアナウォッシュ
※2025年2月現在
『DHCポアナウォッシュ』は、皮脂の詰まり、古い角質を除去する洗浄成分として重曹パウダー※を配合した洗顔料です。酸化した皮脂汚れをおだやかに落としながら、キメ細かなスクラブ作用で肌をやさしく洗い上げます。また、乾燥などの外的ダメージから肌を守る保湿成分としてビオフラボノイド、ブロッコリーエキス、アロエベラ葉エキスを配合し、キメの整ったすこやかな肌へ導きます。
植物性保湿成分を配合した、もっちりクリーミーな泡が摩擦による負担を軽減し、肌をいたわりながらやさしく洗顔できます。ぬるつきのない、さっぱり心地よい洗い上がり。毛穴の目立たないツルツルのクリアな肌に整えます。
※炭酸水素Na
DHCポアナローション
※2025年2月現在
『DHCポアナローション』は、引き締め成分を配合した、肌をうるおしながらキメを整えて、ハリと弾力のある肌へ導く化粧水です。肌の引き締め、保潤、クリア感※1へアプローチする、3つの美容保湿成分を内包したナノ粒子「デリバリー・ナノミセル」を採用し、角層の奥深くまで成分を届けます。
さらに、肌の収れんに特に重点をおき、マッシュルームエキス※2、PCA亜鉛など豊富な収れん成分を配合しました。うるおいを守るフコイダン※3、オウゴン根エキスもプラスし、乾燥など外部刺激から肌を守ります。
ベタつきのない、さっぱりとしたテクスチャーで、心地よくお手入れできます。
※1 肌をなめらかに整えることによる
※2 エブリコエキス
※3 クラドシホンノバエカレドニアエエキス
DHCポアナミルク
※2025年2月現在
『DHCポアナミルク』は、引き締め成分を配合した、とろけるようなテクスチャーで心地よく肌になじみ、ふっくらハリと弾力をキープする乳液です。肌の引き締め、保潤、クリア感※へアプローチする、3つの美容保湿成分を内包したナノ粒子「デリバリー・マイクロカプセル」を採用。コンディションの乱れを感知し、必要な場所で成分を放出します。
さらに、収れん作用のあるノイバラ果実エキス、ハリ・弾力成分のセラミド6II、オウゴン根エキスといった、豊富な収れん成分を配合しました。豊かなうるおいで角層を満たし、乱れがちなキメを美しく整えて、ふっくらなめらかな状態へ導きます。
※肌をなめらかに整えることによる
DHCポアナオイルブロックデイセラム
『DHCポアナオイルブロックデイセラム』は、気になる毛穴&テカリを隠して*、さらっとなめらかな肌が続くバーム状美容液です。肌の引き締め、保潤、クリア感※へアプローチする、3つの美容保湿成分を内包したナノ粒子「デリバリー・マイクロカプセル」を採用しました。
さらに、余分な皮脂を吸着してベタつきを抑える皮脂キャッチパウダー、ソフトフォーカス効果をもつなめらかさらさらパウダーを配合。乱れがちなキメを美しく整えながら、化粧くずれを防ぎ、時間がたっても毛穴やテカリの目立たないさらさら肌が続きます。
いつものスキンケアにプラスして、毛穴や皮脂の気になる部分にお使いください。
*メークアップ効果による
※肌をなめらかに整えることによる
脂性肌(オイリー肌)の正しいお手入れをはじめましょう
ベタつきを気にして洗いすぎてしまったり、保湿アイテムを避けてしまったり……。
実は勘違いが起こりやすい、脂性肌のお手入れ。肌のためを思ってしているスキンケアが、知らず知らずのうちにお悩みを加速させているかもしれません。
このページで脂性肌の性質が理解できたら、今日からスキンケアの見直しを。「洗顔料はしっかりと泡立てぬるま湯ですすぐ」、「化粧水をたっぷり塗布する」など、すぐに実践できるお手入れのコツをお伝えしました。
毎日の心がけが、お悩みの少ない肌に導いてくれるはずです。
監修:DHC美容相談室
DHC美容相談室では、化粧品の使用方法やスキンケア・メークアップに関するお問い合わせを承っております。DHC製品を知り尽くしたプロフェッショナルによるアドバイスを無料でご提供します。
DHCの化粧品は、「肌質」「年代」を問わずに使えることをコンセプトに開発されています。基本的には肌の負担になる強い成分は使われていませんが、安全性が十分に確認されたものであっても、季節やその時のお肌状態などによって、合わない場合があるのが化粧品です。
様々なお肌悩みに合わせて化粧品を多数ラインナップしておりますので、製品について不安や疑問がございましたら、DHC美容相談室にぜひお電話ください。